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段取り力 ~「うまくいく人」は、ここがちがう

book21


【感 想】
いまいち文章を上手くまとめる事ができていないが、書かれている内容はなるほどねと思えるところが多くありました。 昨年、仕事先のイベントの準備をしていた時、全体を仕切る役をワシがやったのですが、他7人に「ワシが一応仕切るけど、みんなも自分がイベントの準備を仕切るんだって気持ちでいてね」とお願いしたのですが、誰一人としてそんな気持ちを持ってもらえませんでしたねw 「ここの準備は大丈夫ですか?」とか「ここの準備は手伝いますよ」とか、そんな声を期待しつつも、誰一人一切ありませんでしたw

「段取り力」はある程度ならワシにもできるレベルかと思うけど、ワシのダメなところは「作業分担力」のようなものが無さすぎる。 みんなと協力したりとか、人を信頼して作業をフルとかの能力が乏しすぎる。
たとえば
→ 草野球2006年 ~連敗街道まっしぐら
→ 草野球2008年 ~やっぱ試合が楽しいやね♪

人にフルのは面倒だし、イライラするくらいなら自分一人でやった方が楽だっていつも思ってしまう。 「手伝いますよ」と助けて欲しいくせに、自分から「助けて」とは言えない性格、昔から治したいと思ってるけど治らないやねw この辺も、このブログを通して培っていきたいな。



『段取り力』

【プロローグ】
●「段取り力」とは社会を生き抜く力
何かに失敗したとき、自分には才能がないとか、能力がないとかと言ってしまう。 しかし、才能や育ち、環境のせいにしてしまうと改善のしようがないから、努力もしない。 だが「段取りが悪かったからうまくいかないんだ」と考える事で、対処法が違ってくる。これが重要なポイントだ。

●マニュアルと「段取り力」は違う
「マニュアル人間」は自分で組み立てたり、自分で手順を決めることができない。だから状況に応じて臨機応変に行動することができない。 しかしマニュアルを作った人間は手順や段取りを普遍化させることができ、状況に応じて臨機応変に行動することができる。





【第1章】生産性の高いプロの「段取り力」
●マニュアルを作る側に立つ
「段取り力」を考えるとき、ホテルが参考になる。ホテルは泊まる側からすると、建物とか入れ物というイメージがあるが、ホテルの本質は建物ではなく、それを動かしている段取り力にある。 たとえば、どのホテルにもトイレがあるが、段取りが悪く、トイレ掃除の手順が一つでも欠けたら、そのホテルの質は落ちていく。ボイラー室にいる人間の手順が一つでも抜けたら、一気に苦情が出る。そこで働いている人間一人一人の技としての「段取り力」の集積がホテルの質になるのだ。
自分がいる場所でただ言われた事だけをやっているのではなく、全体で何が起こっているのかを、マニュアルを構築する側の立場に立って見通す。これがマニュアルを盗む力であり、段取りを盗む力になる。


【第2章】トラブルに強いタフな「段取り力」
●トラブルを吸収する「段取り力」
列車のダイヤは、中央線は2分間隔、山手線は2分半間隔で走っている。 新幹線も5分10分間隔でどんどん出発しているが、どこかで列車が渋滞したり、衝突したりすることはない。 流れのよさ、すなわちダイヤの組み方が「段取り力」の極致で構成されているからだ。 ダイヤは運行の時間割だから、段取りであるのは間違いない。ダイヤ作りの最も基本的な発想は、トラブルが起きたとき、列車がなるべく駅の間に止まらないようなダイヤの組み方をすることだったという。 かなり高い段取りである。 単に列車がぶつからないように走らせるといった生易しいレベルではない。 トラブルがあったとき、影響を受ける電車すべての動きをシュミレーションして作り出す。 可変性のあるダイヤは回復しやすいという。 この辺が「段取り力」としては奥深いところだ。





【第3章】実践編 ケース別「段取り力」

●収納・整理の「段取り力」
収納・整理は要・不要の判断がしやすい物から手をつける。 最初に迷わず仕分けできるものからやり始める、これがキッチンや部屋の収納のコツだ。 まず許される時間の期限を物事に決める。 食品の場合でいう賞味期限だ。 要するにその場所を占拠していてもいい有効期限とでも言おうか。もらいものの食器のように、自分が欲しくて買ったものではないものに場所を占拠されているとしたら、そういう物を処分していく。 そして自分の身体知、経験知がしみこんだ使いやすいものは大事にする。 たとえ新品の物でも自分が使いにくければ捨て、古くても身体知がしみ込んだ物は価値があると考え、とっておくのがいいと思う。

●書く「段取り力」
まず3・3・3でテーマを絞り込む。 まずは頭の中にあるテーマのキーワードやネタを全部書き出す。 そしてネタを全部散らし終わったら、今度はそれを大きく3つのグループに分ける。 あるいはその中のベスト3を選びだす。それをキーワードにして、3つの章を立てる。 各章は重なりあわない構成にするから、ちょうど柱が3本たっている形になる。そして各章ごとに3節経て、さらに各節ごとに3項目立てるという具合に、3・3・3で分けていく。 いろいろな項目が重なりあわないように、似たような言葉はひとまとめにする。 こうして、単語を章ごとに振り分ける事ができたら、あとはどこからでも、自分の書きたいところから書いていく。

●3色ボールペンを使えば、誰でも即書けるようになる
本や資料を読んで、気になる部分や重要だと思う部分に3色ボールペンで線を引く。そして線を引いた部分を「かぎかっこ」で引用して、パソコンに打ち込む。同時になぜそこに線を引いたのか、なぜ面白いと思ったのかも書き込んでおく。すると、引用+コメントである種のまとまりができてくる。 引用だけで、全体の1、2割は埋まるだろう。





【第4章】「段取り力」とは何か
●「段取り力」は周囲の人に利益をもたらす
職人の世界では昔から「段取り八分」という言葉が存在した。 物事は八割が段取りで決まるという意味で、一般の人たちの間でも普通に使われていた。 つまり段取りが大切だという考え方は、昔の日本人には共通していたのだ。 勉強でも仕事でも良循環に入れないケースの最大の問題は、エネルギーをうまい形で吐き出せない不完全燃焼感だ。 「いらいらする」とか「もやもやする」という感じは、うまくエネルギーが出せない状態だ。 エネルギーをうまく出せる形にする最大のポイントが「段取り力」である。 段取りが悪いとせっかくのエネルギーが漏れてしまい、ざるに水をこぼすような徒労感に襲われてしまうのだ。 段取りはリーダーが考えなくてはいけない。「段取り力」のある人がリーダーになるべきだ。


【第5章】「段取り力」の鍛え方
●優先順位で組み替えていく
段取りが悪いと悩む人の中には、時間的な順序にとらわれすぎて失敗するケースが多い。「段取り力」は、つまるところエネルギー配分だ。一番エネルギー値の大きいものを最重要なところにぶち込む。 できない人は与えられた順序をそのままやってしまうことが多い。 本を読むのでも、最初からずっと読んでいって50ページで行き倒れてしまう。 同じ50ページでも重要なところを、あちこちつまんで50ページを読んだっていい。 たとえば、そんなふうに優先順位による組み換えが自分でできることが大事だ。 組み替えられる人はけっこう「段取り力」がある。


【エピローグ】
自分の中にある「段取り力」に目覚めることが、「段取り力」を技化する第一歩である。 自分は全部ダメなのではなく、ある領域においては恐るべき「段取り力」を発揮していることに気づけばいいのだ。「ああ、これも段取り力なんだ」と判ると、自信が出て前向きに取り組めるようになる。 自分が得意な「段取り力」を仕事にも応用していけばいいのだ。






段取り力 [ 齋藤孝(教育学) ]

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